このビジネスで起業したいとおもっても、実は許認可が必要なものもありますので、取り上げてみました。折しも、手で子宮筋腫が小さくなるという整体院が医療行為を行っていたとのことで逮捕されました。
今や空前の”癒し”ブームで、街にも○○○マッサージ、○○○治療院、○○○テラピーなどといった看板が目立つようになりましたね。
治療をともなうマッサージ師で独立開業をめざす場合は、国家資格が必要です。単に癒しとか、ストレス解消程度なら無許可でも店舗を開くことは出来るようです。
一説には、ほとんどの、こうした民間資格のサロンが法律ぎりぎりのところでやっているらしいです。
もしもこういったサロンを将来起業開業する予定があるなら、まず自分がどういったコンセプトでやりたいかを決めてからライフプランを立てた方がよいでしょう。
たとえば、実際に治療まで出来る専門家を目指すのか、カイロブラクティックのように、もっと気楽なイメージでしたいのか、それによって進む道は違ってくるからです。
治療行為を伴うマッサージ師の場合、通常は3年以上専門教育を受け、2年以上の実務を体験した後、国家試験を受けることが出来ると定められています。
なかには整体院と名乗りながら、たった1ヶ月足らずで独立させてくれるところもあるようですが、注意が必要です。
この辺は、正式な国家資格を持った整体師を配している団体である「日本武道医学専門学院」でも注意を呼びかけています。
そもそも、整体術とはどんな施術法なのでしょうか?
>整体術とは薬や器具類などを一切使わずに、術者が手によって、脊椎やその他の 骨格の
> 調整によって各種の機能的な疾患の根本的原因を除去し、体質改善及び自然 治癒力(
>自然 回復力)を高めることを目的とした手技療法(日本武道医学専門学院)
とされています。ここで言われている骨格の調整とは、骨と骨をつないでいる間接のことを指して言っています。
西洋医学では無視されてきた間接のゆがみを、東洋医学に根ざした数千年古来の知恵によって根本から治療していくものです。非常に理にかなった療法です。
整体の代表的なものをいくつかあげてみます。
●あんま・マッサージ・指圧療法
国家資格を要する技能の一つです。無資格で行うと罰せられます。歴史は数千年とかなり古く、古代人の深い人間観察と知恵が生んだ自然療法ともいえます。
効果の理論の分析を試みた科学者もいたようですが、結局なぜそうなるのかという解明はできませんでした。
しかし、理屈抜きで体質が改善され、病原が癒されていく過程をみていくと、人間の無限の知恵に驚かされます。こういった知恵は、経験を積んだ専門家の元で修行を積み、経験を重ねていくべきという主張も納得できます。
実際に、今はやりのリラクゼーションサロンで数ヶ月で習得できて、短期間で独立できてしまうにわかマッサージとは、レベルが大きく違うことも確かですね。
●整骨・接骨・整復
整骨は、柔道整復ともいわれていますが、接骨といった方がなじみは深いかもしれませんね。骨折、脱臼、打撲、捻挫の治療と療養がメーンの療法です。
整体とは基本的に区別されることが多いです。国家資格を必要とされる医療系資格です。
独立開業を目指す人たちから、最近注目されるようになった職業の一つです。
自然治癒力を高めるという点では整体術と共通していますが、読んで字のごとく柔道の精神も受け継ぎつつ東洋医学と現代医学の良いところをも併せ持った新しい形での治療方法です。保
険の適用がきくので、気楽に利用できるメリットはありますね。
以上、国家資格が必要な資格として医療系資格・整体をみてきましたが、治療を伴わない、リフレッシュとしてエステやリラクゼーションサロンを訪れることもまた楽しみの一つとしてあっていいと思います。
しかし、たとえそのサロンでマッサージ部門を開設していたとしても、本来の自然治癒力効果はあまり期待は出来ないばかりか、健康上の問題を引き起こしかねないリスクがあることを留意しておくべきかもしれません。
なかには、マッサージと偽って実は風俗行為を裏で行っている店舗も多数あると聞きます。
もしも、健康業界での独立をしたいなら、国家資格認定を受けている正規の学校での資格取得を目指しましょう。

