個人事業主として独立した場合は、特に税務署への申請も帳簿付けも必要ありませんが、生活の安定やビジネスの継続と成功を考えるなら、最低どれくらい儲かっているかぐらいは把握しておきたいですよね。
また、個人事業主でも納税義務は当然ありますから、年間所得がどれくらいあるかということも是非知っておきたいものです。経理に強くなれば利益もぐんとあがります。
経理というのは、経営管理の略です。読んで字のごとく、経営がうまくいっているかどうか=利益が妥当なところで出ているかどうかをチェックする機能です。
必要に応じて会計や帳簿もチェックしますので、直接支出入も管理されます。会計係のように、帳簿付けや伝票管理だけをしている訳ではありません。
また、今こなしている作業や商品価格が適正かどうか、安すぎたり徴収しすぎたりしていないかのチェックも経理の仕事です。
これは、入金された売上金から自分自身への給料やバイト人件費を差し引いた分から算出します。
そこからさらに納税した後の残金がいくら残るかによって、その月が赤字か黒字かが明確になります。
そういったことすべてが、帳簿を細かく見ていくことで把握できるのです。
”自転車操業”という言葉を聞いたことありますよね。これはどういう事かというと、とりあえず売り上げは上がっているので、なんとか操業はできているものの、仕事や商品代金があまりに安すぎて、支出入の割合が五分五分程度。
いつ赤字経営へ落ちてもおかしくない、まさに崖っぷちの状態をさしています。
”自転車操業”とは、うまい表現だな~と思いますよね。仕事が増えれば増えるほど赤字になるというなんともやりきれない結果を生んでしまっているのです。
こういった矛盾を何とか打破して黒字経営へ持って行けるように対策を練ったり、提案をしていくのが経理の本来の目的といえます。
せっかく起業したんですから、出来るだけ長くビジネスを継続したいし、成功もしたいですよね?
そういう意味でも、経理の仕事は大変重要な機能であり、その分、精神的にもかなり負担が大きい分野でもありますね。
あなたが独立した暁には、真っ先に導入すべき機能です。何せ会社の肝心要の部位を担当するわけですし、良い労務士と出会えるかどうかによって、あなたのビジネスは大きく替わってきます。
これから先、どんどん利益を増していくためにも、良い労務士捜しは起業して最初の大仕事といえるかもしれませんね。

